以前、物流ドローン(DJI Fly Cart 30)の実演セミナー(2024.3)に参加したとお伝えしましたが、別の会社さまで、同じ機種(DJI Fly Cart 30)の実演会(2024.4)があったので、参加してきました。
<特徴>
- 大型であるため安全性に配慮し、プロペラ起動時には、すぐに動くのではなくカウントダウンしてから起動するようになっている。(下段の動画を聞けば、カウントダウンの音が入っているのが分かると思います)
- 機体重量は65kg(デュアルバッテリー含む)とかなり重たいので、そのまま落下するとかなりの衝撃となるため、パラシュートを搭載している。
- パラシュートを装備。1回限りの使い捨て。自動でも手動でも開放可能。
- 自動リターンをした場合でも、そのまま降りるのではなく、一旦止まって、安全を確認後、人が降ろすことになる。そのために、FPVカメラは、通常は前しか見えないが、CART30のカメラは、下向きを見ることが可能。
- カーゴは標準装備、ウィンチはオプション扱い。切替は足も含めて取り換える必要があるため、作業に2時間程度必要。
- 充電器の出力は7200Wとかなり大きいので、充電時にはブレーカーが飛ばないか注意が必要。
- バッテリー:約10㎏、38,000mAh。
- 風速としては12m/sまで問題ないとのこと。
ウィンチ飛行では、揺れを防止するシステムが組み込まれているということでしたが、今回の実演会では、結構揺れておりました。