最新DJIドローン実演会に参加してきました!!

3/26(火) 神戸国際会議場にて、「最新DJIドローン 測量・インフラ点検 実演会」が開催されたので、参加してきました!!

最初、会議室にて、DJIの各種最新機体についてモニターや実物を見ながら説明していただき、その後、屋外で飛行及び撮影を行い、撮影した結果をその場でモニターで見る実演会といった流れでした。 

小型機である「DJI Mavic 3 Enterprise」でも、カメラが高性能であるため、外壁点検等で写真を撮っても十分、ひび割れやその幅、場合によっては外壁の浮きも判別が可能であるとのこと。
 また、撮影した画像データを「DJI Terra」というソフトを使って、2Dや3Dのモデルを構築できる。
 現場でも15分程度で構築することができ、これにより、撮影した画像データが足らないところが現場で分かり、再撮影が可能となる。こういった機能により、逐一、事務所に戻って映像データを確認する手間や手戻りがなくなり、事務所でゆっくりと画像データをチェックできるメリットがあるとのことである。
 実際に当該機で撮影した3D画像をモニターで見せてもらったが、たしかに判別が可能と思われた。

 大型機「DJI MATRICE 350RTK」に搭載できるレーザー測量器(ZENUSE L2)であるが、高精度で点群データを取得可能であり、現場でもすぐに取得データを確認できる。そんため、現場でデータ取得漏れを確認ができ、手戻りがないとのこと。

 「DJI Mavic3 THERMAL」、「DJI MATRICE 350RTK」の2機体については、屋外での実演があり、その場で撮影データをすぐに3Dに構築できた画像を見せてもらい、かなり進化しているという印象を持った。

 「DJI FLYCART 30」は展示だけであったが、かなりの大きさであった。機体本体価格は200万円程度であり、大きさと価格とに相関があるわけではないと実感した。

DJI FLYCART 30
DJI MATRICE RTK(ZENUSE L2を搭載)
DJI MAVIC 3 THERMAL
サーマルと通常の2画面の映像

 最後に、「DJI MATRICE 350RTK」に搭載可能なサードパーティ製の「SABOT-3」(ドローン用スプレー缶噴射装置)の実演会を会議室内で行った。
 東洋製罐グループが開発したものであり、1缶の容量は150mlであるが、ホームページで見る限りにおいては、5缶まで接続ができるようです。下の動画は、SABOT-3の噴射の様子です。

SABOT-3による噴射(単発)
SABOT-3による噴射(連続)
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