270の業者が一堂に会したJAGRI(ジェイアグリ)、グランメッセ熊本にて、5月22日から5月24日まで開催されました。
ドローン関連は全部で10ブース、AC101(NTT)、R-70(Robotics)、GH11・GH20(有ミドリ)、JZplus(Nile)、飛助DXシリーズ(mazex)などなど。
なかでも最も多かった展示は、DJI社のAGRASシリーズ。また、FLYCART30は、重量物運搬への熱い期待を反映していました。
DJIのAGRASの機体がそうであるように、農業専用機体は、それに特化した機能とフォルムです。
ビジネスも、機体販売をはじめ農薬散布業務受託、国家ライセンス講習、飛行習熟講習などなど多種多彩。
農水省の補助金申請の手助けなどもビジネスにされ、農業へのドローンの浸透は益々加速されていく予感です。
農業、畜産への先端技術の浸透は、ドローンに限らず様々な分野、機会に広がっています。
今回JAGRIに出展された企業はほんの一握りに過ぎず、もっと多くの企業がIoT、AI、遺伝子工学など、様々な分野で農業、畜産で活躍が期待されています。
ですが、少子高齢化、後継者不足など農業畜産への課題は多くあります。
また我が国の食料自給率は38%、殆どを海外に頼る現状では、宇宙規模の天体異常による天候不順の飢饉への対応は余りにも脆弱です。
まずは、食料自給率を100%以上に高め、更に新たな技術を投入しての国民の食糧の安定的確保が喫緊の課題と強く感じました。