第2回ドローンサミット(長崎)に行ってきました!!

第2回ドローンサミットが、9月7日、8日に長崎で開催されていたので、視察に行ってきました!!
関係者の話では、長崎県からの国交省、経産省等への熱いラブコールで実現したということのようです。そのような経緯もあってか、国交省経産省のホームページでも公表されていました。

ドローンサミットの会場は、出島メッセ長崎(長崎市尾上町4-1)です。
出島とはいえ、新しくなったJR長崎駅の西隣、出島からは1キロ以上離れた位置にある商業施設の1階に、ドローン・空飛ぶクルマ関係企業・自治体など41者(ICT技術分野、半導体分野をあわせると約80社)の展示ブースが並んいました。

今回の視察は、ドローン周辺の機器やサービスが目的で訪れたところ、九州ICTや半導体、九州にある大学や高専などの教育機関の熱意が伝わってくる展示が多かったです。
取り分け、半導体は、熊本で計画が進む台湾積体電路製造(TSMC)の第二工場もあり、関連産業の熱量は半端なく熱い!
九州全体が新たな産業を渇望し、吸収して大きなエネルギーを蓄えようとしているかのようです。

ドローンに関しては、大分県が九州全体をけん引するように中心的存在となり、その周辺に様々な企業などの連合が巻き込まれて発展しています。
昨年航空法が改正され、機体認証制度をはじめ色々な制度が確立しているだけに、この数か月でさすがに怪しげなドローンは淘汰されてきておりました。
今回のサミットも目を疑うような機体はなく、ドローン製造のブースは数を激減させていました。代わって周辺の機器やサービスの拡充が、目を見張るようなものでした。

今回の目玉のひとつ、ドローンのデモフライトは、「そらいいな株式会社による超長距離物流」。
なんと、五島列島福江島から100㎞を飛行して、長崎市内の設定場所まで飛行しました。

このデモを見るために、学校を休ませた親子連れがいました。
母親にインタビューすると、
「小学生ですが、ドローンに興味を持って自由課題で勉強している。都会なら様々な機会があるだろうけど、地方都市ではめったとない機会、学校の授業を軽んじるつもりはないが、更に価値ある機会を子供に与えたかった。」

島嶼で成り立つわが国には五島列島のような遠く離れた島も多く存在します。
本島からその島々を巡り物資を送ることは有史からの大きな課題だったと思います。

それをより可能たらしめる方法の一つが目の前で起こった。小さな瞳にそれはどのように映っただろうか。

会場の様子(1)
会場の様子(2)
水中ドローン
物流配送用ドローン
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