私事ですが、11月中旬、ハワイ(オアフ島[山火事のあったマウイ島ではないですよ])に旅行に行ってきました。
以前、オーストラリア(アデレード)のビーチでドローン撮影をした動画記事をアップしましたが、今回は、ビーチと山の2個所でドローン撮影してきました!!
まず最初に飛行させたホノルルのビーチは、下記の地図にある「ホノルル動物園」(ピン位置と文字が重なって少し見にくくなっております)のすぐ左横にある「クイーンズビーチ」です。
ドローン撮影動画の前に、「現地でのドローン規制」に関して調べた結果をお知らせしますね。
<ハワイ(アメリカ合衆国)でのドローン飛行規制>
日本と違って、商業用以外の利用であれば、比較的、規制が緩く、また、0.55ポンド(約250g)以下のドローンであれば、機体の登録申請も不要です。今回飛行させたドローンは、DJIの「Mavic Mini」(200g以下)であり、機体登録が不要でした。
商業用以外(レクリエーション用)での飛行ルールは、以下の通りです。
- 娯楽目的(個人の楽しみ)のみで飛行する。
- FAA 認定の地域密着型組織 (CBO) の安全ガイドラインに従う。
- ドローンを視界内に保つか、同じ場所(物理的に隣)にいてあなたと直接通信できる視覚観察者を使用する。
- 他の航空機に道を譲り、干渉しない。
- LAANC または DroneZone を使用した事前の FAA 認可がある場合のみ、管制空域(空港に指定されたクラス B、C、D、および地上クラス E)内で FAA 認可の高度以下で飛行する 。
- クラス G (制御されていない) 空域では、高度 400 フィート以下で飛行する。
注: 米国国家空域システムでドローンを飛行する人 ( NAS) は、FAA のガイドラインと規制に従って飛行する責任があり、ドローン パイロットは、「どこまで飛行可能かといったルール」を理解する必要がある。 - 娯楽用 UAS 安全性テスト (TRUST) を受け、飛行する際はテスト合格の証明書を携行する。
- ドローンの外側には登録番号(FAA に登録しているマーク(PDF))が記載されており、飛行時には登録証明書を携行する。
注: 2023 年 9 月 16 日以降、ドローンの場合はFAA 登録番号が必要。また、リモート ID 情報をブロードキャストする必要もある (FRIA 内で飛行する場合を除く)。ドローンの登録の詳細は、「ドローンを登録する方法」を確認。 - 国の空域システムの安全を危険にさらす方法でドローンを操作しない。
詳しくは、FAA(Federal Aviation Administration:アメリカ連邦航空局)の「レクリエーション用チラシのルールを学ぶ」ページをご確認下さい。全て英語記載なので、グーグル翻訳等を利用して日本語に翻訳して下さいね。
<上記飛行ルールの補足>
5.の管制空域では基本的に飛ばすことはできず、6.の空域で飛ばすことができると思っていただいたらいいです。空域については、FAAでは、B4UFLYアプリをスマホ等にインストールして調べることを推奨しております。
「7.娯楽用 UAS 安全性テスト (TRUST)」については、私は、Drone Launch Academy LLCでこのテストを受けて、この合格証明書(PDF)をメールでもらいました。このテスト(解説+確認テスト)は、全て英語ですが、何とかグーグル翻訳を使ってこなしました。それでも、確認テストの部分は、グーグル翻訳ができませんでしたけどね。
なお、日本のドローン規制のように、「人等から30m以上離隔を取る」といったことはないので、人で混雑したような場所でなければ、ビーチでもドローンを飛ばすことができます。
ハワイでは、FAA の規制に加えて、ハワイの現地法によりドローンの使用に追加の制限が課されます。例えば、ハワイの州立公園内でのドローンの飛行は禁止されており、軍事施設の近くでの飛行も禁止されているとのことです。
(詳細はこちら)
前置きがかなり長くなりましたが、ドローン撮影の第1弾の「クイーンズビーチ」での写真と動画は、こちらです。
「山近くでのドローン撮影」については、次回の第2弾ということで。
お楽しみにお待ちください(#^^#)